社会福祉法人大和清寿会 HAYAMA International Language School

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教育理念と目的・特徴

教育理念

　「人を支える人間になろう」を目指す人材に育成することを教育理念とします。

　日本語を楽しく学び、心優しい人格を育成するという教育方針のもと、進学1年コース・1年6ヶ月コースともに、学生が卒業後に介護福祉に関わる専門学校に進学することを目的とします。また大学に進学する道も開かれています。

　アジアを中心とした国からの学生が集まるため、グローバルな日本語学校として、学生同士が刺激し合える場所となります。

メッセージ

　HAYAMA International Language School ( 以下「HILS」と表記 ) は、自国で介護・看護を学んできた方々に対し日本で、より高度な専門性を身に付けた介護士、介護福祉士として働く為に必要な日本語能力を育成することを目的とする学校です。

　「HILS」は、奈良市東部に位置する大和高原にあり、敷地面積は約13000㎡（約4000坪）の広々とした環境の中の学校（旧奈良市立吐山小学校）です。豊かな自然と四季の変化を体感できる里山に囲まれた魅力あふれるこの学び舎で、現在、アジアを中心とした国々から集まった多くの留学生が、卒業時にN2水準（JLPT）以上に到達するのを目標に、お互い切磋琢磨し日々努力を重ねています。

　また、人間味豊かで情熱あふれたスタッフが、個々の学生の目標達成に最重点を置いたカリキュラムを編成し、学生と共に喜びも苦しみも分かち合える教育活動の推進に取り組んでいます。

　「HILS」卒業後は、同一校舎内に設置されている介護福祉士養成学校である「奈良介護福祉中央学院」に進学、また、希望者には県立高校専攻科、及び大学への道が開かれているのも本校の大きな特色の一つです。そして、この二つの学校を組織的に連携包括しているのが「吐山学園」です。

　急速に進む高齢化問題とグローバル化への波を考えるとき、「吐山学園」が果たす役割は極めて大きいと確信します。

　ここの「吐山学園」で、国境を越えて多くの国から集い、そして共に学ぶ若者が「自国と日本の架け橋になりたい」という想いだけにとどまらず、より広い世界で人の為に尽くし、「人を支える人間になろう」を目指す人材に育ってくれることを心から願っています。

校長小谷勝彦

学校長小谷勝彦

　奈良東病院グループは開設から40 年の歴史があり、日本の抱える様々な問題に取り組むというミッションを掲げながら、現在では日本の高齢化社会に貢献したいという熱い思いを持っております。

　奈良県内の国際化に伴い、当グループにおいてもここ数年、海外からの介護士及び看護師の雇用に注力してまいりました。彼らにとって、日本語は乗り越えなければならないひとつの壁となっています。そのため、当グループの中で働けるように介護専門知識をしっかり学んでいただく機会を提供するべく、社会福祉法人大和清寿会の下に奈良介護福祉中央学院を開校しております。

　特に奈良介護福祉中央学院では介護や看護のフィールドのみならず、日本での日常生活にも役に立つ日本語力や専門知識を身につけることができます。また、当学院を卒業後は介護福祉士として当グループ内また提携の施設に就職することを保証します。

　日本で介護福祉士及び看護師として働くことを目指す海外の方々にとって働きやすい環境を提供し、さらに介護や看護における質を高めることで、より良い社会の構築に貢献します。

理事長鉄村俊夫

所在地・アクセス

古都奈良の北東に位置する
自然豊かな環境が学びの舎です。

　HAYAMA International Language Schoolは、旧奈良市立吐山小学校（都祁吐山町・平成 29 年3月末に廃校）の跡地に、地域のご協力を得て学びの舎として2020年4月に開校しました。古都奈良の歴史と文化に包まれ、日本文化を間近に感じながら日本語を身につけることが出来る施設作りを整備しています。

所在地：奈良県奈良市都祁吐山町3939番地

奈良介護福祉中央学院